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略歴:

藤田努 ー 1976年福岡市出身。

地元福岡の高校を卒業後、米国シアトルへ単身留学。その後カリフォルニア州サンノゼ大学へ編入し、報道写真を専攻する。在学中にアリゾナ州フェニックスやカンザスシティーなど、全米各地4つの新聞社でのインターンを経験し、2003年に卒業。その後サンフランシスコ近郊の町、ナパバレーの新聞社に就職。地元のスポーツやニュース写真、移民をテーマにしたドキュメンタリー・プロジェクトを担当する。2005年10月、ビザの問題のため同社を退職、日本へ帰国する。

福岡と東京のホテルなど数カ所の写真事務所で契約カメラマンとして働いた後、2006年9月にboztsutomu photo のウェブサイトを立ち上げ、独立して結婚式写真の撮影を開始する。

現在は国内外の結婚式及びロケーションフォトを中心に、Bloomberg Newsなど、幾つかの通信社での契約カメラマンとしての撮影も行う。

写真をはじめたきっかけは?

写真を始めたのは米国シアトルに留学していた時、友人から譲り受けたペンタックスの古いカメラを手にしてから。当時通っていたシアトルの大学でドキュメンタリー写真のクラスを受け、相手と信頼関係を築いていき、自分が大切だと思う人々の表情や生活を追いかけていくドキュメンタリー・プロセスを好きになり、写真を職業にしていこうと決心しました。

米国には長くいたそうですが、どのような事をされていたのですか?

約9年間、20歳の時から米国に住んでいました。初めはシアトルとサンノゼの大学に留学し、フォトジャーナリズムを専攻していました。卒業後、サンノゼとナパの新聞社で数年働き、プロスポーツからニュース、レストラン紹介からドキュメンタリーまであらゆる写真を撮影していました。報道カメラマンをメインでしていたときの写真はこちらのサイトからご覧になれます。

ウェディング写真に進まれたきっかけは?

米国にいたころ、結婚式の写真を数ヶ月に一度結婚式の撮影を頼まれていました。帰国後、当時日本でもドキュメンタリー風に撮影をする結婚式写真が流行始めていました。今までの経験を生かした、表情や光を上手くとらえた写真を作り出すことが出来ると感じ、結婚式写真を日本でも始めました。

「style」の最後の部分でも書きましたが、数ヶ月の写真館での契約カメラマンで働いた後、もっと一人一人との関わり合いを大切にした写真を作るため、boztsutomu photo を立ち上げました。

撮影中に気をつけることは?

私にとっては日々の仕事であっても、撮影している二人にとってはたった一度だけの経験。その大切さを常に意識しています。あと、ただシャッターを切るのではなく、二人の気持ちをそのまま写真を通して伝えることが出来る瞬間を狙って、撮影に挑んでいます。

自分の写真のテーストとしては、光を意識しています。光と影を強調した、ドラマチックライティングが好きなので。後は主役の二人だけでなく、参列された方々とのつながりを表現した写真を目指しています。二人だけでなく、祝福してくれている皆さんがいての結婚式ですからね♪

藤田さんはどんな人ですか?

よく言われるのは取っつきやすい性格。あと、見た目よりはよく喋ると言われます。写真を始めたきっかけも人との関わり合いが好きだから。仕事に疲れると近距離だったり長距離だったりで、カメラと共に旅に出ます。何となく行った先で出会う人々と、いつの間にか仲良くなっています。写真とは関係ないですけど、料理も好きです。煮物だったり、タイ料理だったり、色々作ります。友人の誕生日には2時間以上かけて料理の準備をしたこともありました。

好きなフォトグラファーについて教えてください。

結婚式写真ですと名古屋で15年以上活動されている三澤さん。優しいタッチの写真と、参列者達も気がついていないであろうようなシーンまでを切り取る注意力が素晴らしいカメラマンです。
風景写真ですとMichael Kenna。北海道などの美しい景色を撮影される世界的に有名なフォトグラファーです。
報道写真の分野ではJames NachtweyDavid Alan HarveyAmi Vitale ですね。この人達の写真からは「伝える」という事を超えて、写真の色遣い、構図の美しさ、そして表情のとらえ方を学ばせていただいています。
他にも沢山の尊敬する人達がいますが、書き出すと止まりません(笑)

藤田さんのモットーとは?

がんばるけど働きすぎない: 人を和ませて、楽しいひとときを撮影する仕事なのですから、自分に余裕が持てないでいると良い写真が撮れません。緊張感を持ちつつも、ある程度気持ちの余裕をもって式に向かいます。

もうひとつ、「Stay hungry, Stay foolish」という、アップル・コンピューターのCEOスティーブ・ジョブが大学院の卒業スピーチで話していた台詞も気に入っています。常に新しい写真の撮り方、表現の仕方に取り組んでいくことが大切だと痛感しました。

 

 

 

 

 

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